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~現役弁理士が語る知財の眼と芽~
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特許事務所の経験談(その3)
予備校に通った後の話をする前に、この業界における有資格者と無資格者の話をしておきましょう。

特許事務所では、「特許技術者」と呼ばれる無資格者が多く存在します。

私も7年近く資格のない状態で特許出願の書類作成に携わっていました。

特許の書類の作成においては、法律的な素養の他に、技術的な素養や文章化力が要求されます。

はっきり言ってしまうと、対象発明に関する技術的な知識を持っていて、それを出願書類の形式に沿うよう文章化することができれば、法律的な知識などそれほどなくともそれなりの出願書類は作成できてしまいます。

特許事務所としては、最終的に弁理士が責任をもってチェックする体制を整えておけばよいわけです。

ですので、書類作成能力を重視し、弁理士と特許技術者で待遇に差を設けない特許事務所も多いです。

一方、現在は比較的容易になりましたが、今から十数年前までは弁理士試験は超難関でした。

特許技術者の中には弁理士資格を取ろうとしてもなかなか取れなかった人も多かったです。

弁理士試験に合格するまで25年かかった人も見ましたから。。。

そうすると、弁理士に対してコンプレックスを抱く人も少なからずいるようです。

ここまで説明すると、私が資格試験の勉強をしようとして嫌な顔をされた理由がご理解いただけると思います。

私の場合、先に特許技術者として実務経験を積めたことが、結果的には良かったです。

弁理士資格を取って特許事務所に就職したはいいけれど、教育担当の特許技術者が何も教えないという話はよく聞きましたし、実際に見ましたし。

ただ、最近は弁理士の人数が急増し、特許事務所における弁理士の割合も増えているようですので、特許事務所の事情は変わってきているかもしれません。


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