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審査官と面接することのメリット(続き)
以前、審査官と面接することのメリットとして、

6.面接時の記録が殆ど残らない

と書きました。

これは権利となった後に、特許権の積極的な活用を考えている場合には極めて重要です。

特許においては、権利になった後、意見書等で多くのことを主張していると、権利範囲が狭く解釈されることがあります。

自分が権利行使される側の立場であれば、「あなたは意見書でこんなことを述べているのだから、うちの製品は、あなたの特許権を侵害していませんよ!」という反論を当然行いますよね。

このように、意見書は記録として残りますので、権利となった後、権利者にとって不利に働く場合があります。

ちなみに、審査官と面接すると、「面接記録」というものが残りますが、説明に用いた資料を添付する程度で、口頭で説明した事項の殆どは、記録として残りません。

ですから、面接時に、出願人側が考えていることを全てわかり易く審査官に伝え、面接後に正式に提出する意見書には、審査官のコメント等を考慮して最低限のことを記載すればよいのです。

面接せずに意見書で奥歯に物の挟まった言い方をするよりは、面接時に出願人側の思いの丈を全てぶつけた方が、特に中小企業や個人の方などは納得がいくのではないでしょうか。

このように、意見書に記載する内容を最小限とするために面接するというのも、賢い面接の利用方法だと思います。
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