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審査官と面接することのメリット
前回のつづきです。審査官と面接することのメリットとして、

2.書類提出前に面接することにより、実質的には書類提出前に1度反論することができる

と書きました。

拒絶理由通知の応答は、一発勝負のようなところがあって、提出した補正書及び意見書(場合によっては意見書のみ)により拒絶理由が解消しなければ、拒絶査定となってそこで審査は一旦終了してしまいます。

拒絶査定となるまでに拒絶理由通知が2,3回出ることもありますが、拒絶理由通知が1回しか出ない場合もあります。

(拒絶理由通知は必ず2回以上出るものと誤解している方がいらっしゃるので注意が必要です。)

ですから、拒絶理由通知に対する応答はそれほど軽々しくできるものではない、と私は考えています。

大量に特許出願している大企業であればともかく、特許出願件数が限られてしまう中小企業や個人の場合には、慎重にならざるを得ません。

審査官と面接する機会があれば、出願人側の補正書及び意見書の案を予め審査官に送っておき、面接の場で議論することで、実質的にはそこで1度反論することができます。

面接の場で審査官が納得してくれればそれでよし、審査官が難色を示した場合には、最終的な提出書類では異なる権利範囲としたり、同じ権利範囲であっても面接時とは異なる切り口で反論することができます。

このように、書類提出前に面接を挟むことにより、拒絶理由通知に対して中身の濃い応答をすることができます。

ベンチャー企業の基本的な技術に関する特許出願などは、よほど反論がしやすい場合は別として、積極的に面接を利用すべきではないでしょうか。
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