IP eyes
~現役弁理士が語る知財の眼と芽~
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

面接のすすめ
以前お話したように、特許出願をして審査請求をすると審査が開始されます。

そして、審査官がその特許出願について特許性がないと判断すると、拒絶理由通知書というものが送られてきます。

拒絶理由通知書が送られると意見書を提出する期間が与えられ、この期間内に特許請求の範囲を補正する補正書や、拒絶理由に対して反論をする意見書を提出することができます。

これは、中間処理といって、特許事務所の主な仕事の1つとなってます。

中間処理においては、通常は、単に書類を提出するだけなのですが、審査官と面接をすることも可能になっています。

私は、反論が難しそうな案件については、出願人の方に面接を勧めています。その理由としては、

1.書面よりも口頭の方が、出願人側と審査官の意思疎通が図りやすい
2.書類提出前に面接することにより、実質的には書類提出前に1度反論することができる
3.審査官の「本当の」心証を知ることができる
4.審査官の発明に対する理解が深まることで、審査官の中で特許性の基準が変化する
5.出願人側が、取り得る反論内容ごとにどの程度リスクがあるのかを、書類提出前に把握することができる
6.面接時の記録が殆ど残らない
7.審査官のタイプを知ることができる

おおまかには、こんなところでしょうか。

上記1は、面接を行う趣旨で当然のことですね。2~7については、次回以降にお話しします。

拒絶理由通知の対応でお困りの方は、騙されたと思って一度面接してみてください。

面接時に権利化の見通しが立てばそれに超したことはないですが、権利化が困難である場合でも、審査官の頭の中がわかっているはずですから、補正書及び意見書の作成がかなり楽になるはずです。

何でもそうですが、書類とにらめっこしたり自分の頭だけで考えるよりは、聞けるものなら相手に直接聞いてしまうのが一番ですからね。
コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://handyman23.blog117.fc2.com/tb.php/11-f7357ec4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

handy man

Author:handy man
特許事務所経営の44歳、二児の父親です。

ツイッターやってます。フォローしてね。



最新記事



最新コメント



最新トラックバック



月別アーカイブ



カテゴリ



FC2カウンター



検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QRコード





    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。